学校でのPC導入、成績向上せず

学校にコンピューターを導入しても生徒の成績が向上することはなく、それどころか学業を妨げることさえあるとの報告を、15日経済協力開発機構(OECD)が発表した。
世界の学校におけるテクノロジーの影響を初めて調査したOECDの報告によると、調査対象となった国の4分の3の生徒が学校でコンピューターを使っていたが、学業成績に目立った向上は見られなかったそうだ。反対に、スマートフォンやコンピューターが人々の生活に欠かせない一部となっているアジア地域成績優秀な学校では、授業におけるテクノロジーの普及の程度はずっと低かったという。
OECD教育技能局のアンドレアス・シュライヒャー局長はこの報告書の前書きで「授業でのコンピューターの使用を見ると、生徒たちの成績への影響は良し悪しが混在しているといったところで、しかも学校でかなり頻繁にコンピューターを使う生徒の学習結果は社会的背景や人口動態的要素を考慮した後でも、ほとんどの場合かなり悪いものだった」と述べているとのこと。
今回の調査では、世界数十か国で行われているOECDの学習到達度調査などの国際学力テストと、デジタルスキルを評価する試験などの結果から、学校におけるテクノロジーの影響を評価した。その結果、情報通信技術に多大な投資をしたところでは、読解力、数学、科学の成績に「目立つ工場は全く見られなかった」としているという。
コンピューターをどのように活用しているかによっても、成績向上につながるかどうかは大きく異なってくるのではないだろうか?現状では効果が無いようなら使い方を見直してみる必要があるのではないだろうか。