スマホの履歴でうつ病診断

うつ病になることによって自宅に引きこもり、スマートフォンを長時間使用する傾向があると、アメリカのノースウェスタン大学の研究グループが発表をした。
場所や時間といったスマホの使用履歴を追跡することによって、患者の早期発見や治療が可能になることを期待している。
同大学の研究グループは約2週間にわたって、うつ病患者14人を含む28人を対象にし、スマホの位置情報、使用履歴を細かく分析した。その結果、うつ病でない人の1日の平均使用時間は17分だったのに対し、患者は4倍の68分に達した。
さらには、うつ病患者の使用場所は自宅など極めて少ない地点に限られていたこともわかったという。
外出する気力がなくなり、憂鬱な気分を紛らわすために、一人でインターネットやゲームをしていたとみられる。
研究チームは「問診を行わなくても、スマホの情報を分析することによって、うつ病の診断が簡単にできるようになった」と成果を強調した。
毎日多くの場所に出掛けて、スマホの利用を減らすことによってうつ病の予防策として提唱もされている。